今まで、私を含めて病気のことやそれに付随する、ある意味、不毛の言い合いもありました。自戒を込めて、そして、お礼の意味で、新たに「よく分かる時事用語の解説」を書いていこうと思っています。不定期ですが。
第一弾は「TPP」
加盟国は日本をはじめ、マレーシア、ニュージーランド、ベトナム、シンガポール、ブルネイ、チリ、ペルー、カナダ、メキシコ、アメリカ、オーストラリアの計12カ国だ。
TPPは環太平洋パートナーシップ協定が正式名称。
当初はシンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの4カ国で始まったが、
2010年にアメリカ、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシア、2012年にメキシコ、カナダが正式に交渉に参加した。
日本は参加をめぐって賛否が分かれたが、2013年から正式に交渉に参加した。
TPPでは、加盟国間の関税ゼロにする方針をとっている。これは輸出産業には有利だが、海外の安い製品との競争にさらされる国内産業には打撃だ。日本はコメ、麦、食肉などは例外として、関税を撤廃しない方針だ。
日本の聖域は、コメ、麦、砂糖、乳製品、牛肉、豚肉の5品目。しかし、再分化した中で、すべての関税を撤廃するのが妥当と思われる。