スピード違反:145キロで緊急走行…パトカーに赤切符
赤色灯を点灯しサイレンを鳴らしてもスピード違反 で赤切符--。京都府警高速隊員が運転するパトカーが兵庫県内の高速道路で緊急走行中、速度違反自動監視装置に速度45キロ超過と測定され、兵庫県警に道路交通法違反(速度超過)容疑で検挙されていたことが27日、分かった。
府警は5月中旬、このパトカーを運転していた20代の男性巡査長を所属長訓戒、同乗の40代の男性巡査部長を本部長注意とした。警察庁によると、緊急走行中のパトカーが速度違反で検挙されるのは極めて異例という。
府警によると、2人は2月2日午後2時50分ごろ、高速道路上で発生した当て逃げ事故の通報を受け、事情を聴くために通報者が待機する中国自動車道西宮名塩サービスエリアに向けて急行。
その際、高速道での緊急時最高速度が時速100キロ(取り締まり地点の法定速度は80キロ)だったのに145キロで走行した。府警高速隊は「被害の全体像が見えない中、一刻も早く通報者の元に到着しようとしてしまった」と説明している。
道交法では、交通違反車両の取り締まりや凶悪犯の追跡など、警察車両の緊急時最高速度の超過を例外的に認めているが、検挙した兵庫県警では「現場に早く到達しなければならない緊急性があるなら、他府県警と連携すればよいことで、速度超過の正当性はない」と判断。
3月14日に神戸区検に書類送検し、同区検は同25日に不起訴処分(起訴猶予)とした。府警監察官室は「再発防止に努める」とコメントした。
いつものことになってしまったのだが、会社や役所に落ち度等があった場合、「本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げるシーンがテレビで流れる。私はもうこの手のシーンは辟易している。謝って済む話はほとんどないからだ。謝罪する意味はなくなる。
私も新聞記者時代から、ずっと思ってきたことがある。車を運転していて、ものすごい走行をせるパトカーを何回も見てきた。本当は警察官こそが法を守るべきだろう。
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