「依存症」といっても様々なものがあるのだが、
主に、「薬物依存」、「行為依存」に分けられる。
社会問題となっているのは、「薬物依存」だ。
「アルコール依存症」
「ニコチン依存症」
「ベンゾジアゼピン依存症」
「薬物乱用」
--などが上げられる。
ただし、上記の依存症がどれくらいの数に上っているのかは、分かってはいない。例外はニコチン。恐らく日本たばこ産業(JT)の推計によるものなのだろうが、日本では、1800万人のニコチン依存症者がいるとされている。
調べてみると、依存症には遺伝的要因も関与するといわれている。例えば、アルコールについては、特定の遺伝子情報により、依存化に対する耐性の強弱があると推測されている。喫煙についても同様だという。
最近、脱法ドラックなど若者を中心とした「薬物乱用」がクローズアップされているが、アルコールやニコチンより、依存性が強いことが知られている。歌手のASKAさんが覚せい剤を使用したとして警視庁に逮捕されたのは、記憶に新しいところだ。
これらの依存に陥ると、社会的責務を放棄したり、勉学・勤労意欲などが喪失する。結果として、対象物を渇望するあまり、犯罪行為に走ったり、借金することもいとわなくなる。
精神科医の話をいろいろ聞くと、麻薬や覚せい剤などの違法薬物をたった一度でも使用してしまうと、脳内異常が起こり、その薬物を再度、欲しがる状態に陥ってしまうという。
そうした薬物をやめるとなると、必ず離脱症状が起きる。幻覚などだが、それは、薬の処方で緩和することができる。が、脳内にインプットされたプログラムは、一生涯消えることはないというのだ。本当に恐ろしい。
かなり昔。「覚せい剤やめますか。それとも人間やめますか」といううたい文句が広がったが、あながち、ウソではないようだ。
その他、「行為依存」として、
「摂食障害」
「買い物依存症」
「ギャンブル依存症」
「ネット中毒」
「仕事中毒」
--がある。
「仕事中毒」はワーカホリックなどとも呼ばれるが、かつての私がそうだった。
何ごともほどほどにということなのだろう。