今日の朝刊各紙は「憲法論議」でいささか、かまびすかしかった。
米国の「お仕着せ憲法」ゆえに、自民党を中心に昔から「改正論議」が繰り広げられていったところか。
自民党を中心に、憲法自体を「解釈変更」し、改正と同様に骨抜きにするという狙いがあるのだろうが、ここで公明党の存在がクローズアップされるのだ。「宗教政党」と言っても、公明党は地方議会の多くで、自民党と組んでいることが多いし、それゆえ、自民党のパイプは深い。
自民党も公明党を足げにはできない。しかしである。私は、第一次安倍内閣が組閣された時に、裏の話を拾った。安倍氏いわく。「公明党・創価学会は大嫌い」。だが、氏は手のひらを変えしたように、方向転換した。
所詮、一国の総理と言えでも、そんなところなのだろう。矢継ぎ早の政策の打ち出しをして加点している安倍総理だが、「腹の中はどうなっているのだろう?」