(最初に無観客試合について)
主に観客のトラブルなどで主催者側に対して取られる制裁。主催者は入場料収入を得られない。テロや伝染病感染の可能性がある場合は安全面から行われることもある。
今月8日に埼玉スタジアムで行われたJリーグ1部の浦和対鳥栖戦で、会場内に「日本人以外お断り」と読める「JAPANESE ONLY」と表記された横断幕が掲げた問題で、特筆すべき動きがあった。
Jリーグの村井満チェアマンは、試合を主催した浦和に対し、けん責処分と、23日にホームの埼玉スタジアム対清水戦を無観客とする制裁措置を取ることを明けらかにした。
無観客試合とするのは、Jリーグでは初。過去これより重い制裁が出されたことはない。村井チェアマンは記者会見で、「すべての人を裏切ることになってしまった。二度と起きないようにしたい」と謝罪した。
事を大きくしたのは、横断幕を掲げた3人に対し、周囲の観客が主催者へ通報したのにも関わらず、それを試合が終わるのを看過したことにある。つまり、「未必の故意」と同レベルと断定したのだろう。
私は基本的に古い人間であるせいかも知れないが、サッカーはあまり興味がない。Jリーグが発足した1993年、メディアが過剰報道したので、つられてテレビ観戦をしたが、間もなく、飽きた。
よく見るのは野球。元々、好きだということもあるが、全国紙の新聞社に入社して、ほぼすべての記者が一年目に取材させられるのが、高校野球だ。スコアのつけ方から始まり、望遠レンズ、モータードライブつきの一眼レフカメラで連写する。もちろん、監督、選手に取材して、戦評やコラムも書く。
その他、甲子園での担当高校を受け持っての「甲子園たより」も、県版に書いた。後に東京本社に異動となり、毎日新聞社主催の都市対抗野球(東京ドームで開催)のデスクをやった。
話がそれたが、本題へ。Jリーグのサポーターは、ニュース等で見ていても、本当に熱いのは分かる。多くが若い世代ということもあるからなのだろう。だけど、逆の意味で、今回の騒ぎがもたらした弊害は、自己矛盾も甚だしい。
元々Jリーガーで、海外でプレイしている選手がいる現実があるわけだ。その論理で言えば、今回のケースは、破廉恥であることは言うまでもなく、「偏狭なナショナリズム」と言えまいか。
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