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日本オリンピック委員会(JOC)は19日、国際オリンピック委員会(IOC)から依頼を受け、ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒルで銀メダル、同団体で胴メダルを獲得した葛西紀明のジャンプスーツを、スイス・ローザンヌにある五輪博物館に寄贈しました。



IOCは、冬季五輪史上最多出場7回を果たした41歳の葛西が、銀メダルに輝いたことを「今大会のハイライトの一つ」と高く評価しています。



「単に五輪の歴史の一つを象徴する記念品にとどまらず、若者への教育において極めて重要な教材」と位置づけて寄贈を依頼し、JOCは快諾しました。



寄贈した黄色のジャンプスーツには、左腕に漢字とローマ字で、本人直筆のサインがそえられています。



五輪に出場する選手の多くが、精神、肉体、両面で、極限まで自分を追い込むのでケガは多い。それが古傷となって引退することも少なくありません。



そういう視点で葛西を見ると、夏場の体作りを徹底して行い、人工芝のスキー場で、今大会を見据えて何百本と飛び続けてきました。




ベテランらしく絶妙に風をとらえる葛西の宙の舞いは、4年後、さらに飛躍を遂げることしょう。日本チームが団体胴メダル確定すると、〝レジェンド〟の頬には光るものが。



それはジャンプ団体チームを率いた達成感にとどまらず、五輪日本選手団の主将としての大役を成し遂げた感涙だったに違いありません。