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NECの子会社でプロバイダーの「ビックローブ」が国内投資ファンド「日本産業パートナーズ」に売却されることになりました。
売却額は700億円程度になると見込まれています。NECはアジアも含めた通信インフラやITを活用した企業向けクラウド事業に軸足を移す方針です。
背景には、スマートフォンなど無線端末の普及で、光回線など固定回線を使うプロバイダー市場が飽和状態にあることなどがあります。
このため、今回の老舗のビックローブ売却は業界再編の導火線となる可能性が出てきました。
主要なプロバイダーの加入件数は以下の通りです。
OCN 623万
ヤフーBB 229万
ビックローブ 227万
ぷらら 197万
SO-net 191万