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その代わり、仕事が済むと県境を越え、静岡県富士宮市のレストランで反省会を兼ね、いっぱいやりました。夕食が終わり、ホテルに帰ると、激務の疲れから、泥のように眠りました。
私も、無線で後輩に指示を出すだけではなく、自ら、一日一回は各サティアンを回りました。しばらく車の運転をしていなかったので、ハイヤーの運転手さんにお願いし、各サティアンを回って、前日まで変化はないか一つ一つ確認しました。
なかでも、サリンを製造していた第7サティアンは、連日、多くの捜査員が、入念に調査を続けておりました。現地には、全国の警察本部からの応援の機動隊員5000人が終結していました。
現地では、オウム真理教施設に通じる道路を全て、機動隊がブロック。検問がありました。我々メディア関係者はフリーパスでしたが、信者の車はボンネット、トランク、ダッシュボード内までも調べられました。
それが、30分以上、続くこともありました。その車なのですが、廃車以上にボロボロ。ひこみや傷がひどかったです。よくもまあ、こんな車に乗るものだとは思いましたが、それがこの教団らしいと言えば、それまでです。
それにも増して、信者の服装はみすぼらしかったです。とても、毎日、洗濯をしているとは言い難たかったですね。私の聞いた範囲では、「清い修行」をしているので、毎日、入浴をしなくても良い、とのことでした。これにはあきれました。