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安倍晋三総理は靖国神社の秋季例大祭(17日から20日)に合わせた参拝を見送る公算が大きくなりました。中国、韓国との関係改善を優先にすことに加え、両国と日本の摩擦に配慮するとみられます。
安倍総理は「英霊に数尊崇の念を示すのは当然だ。外国から批判されることではないし、好戦的でもない」と強調しています。私の考えですが、日中戦争、太平洋戦争は無謀な戦争だったと思っています。
英霊に誠の意を私は示していますが、この英霊で「死にたくない」と思った方々は皆無ではなかったと思います。中には、妻子があった方も多数いらっしゃったことでしょう。
当時の米国の国力に対し、日本が宣戦布告したのは無謀でしょう。それは当時の連合艦隊指令長官・山本五十六が、最後の最後まで、太平洋戦争を否定したことで明らかです。
安倍総理は「残念ながら、外交問題化しているなか、靖国神社に行くか行かないか言うのは控えたい」と語っています。
米国のヘーゲル国防長官、ケリー国務長官が今回の来日時に、靖国神社ではなく東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪問しました。つまり、米国は「総理の靖国神社参拝を認めていない」のです。
このテーマは何度となく書いてきました。要は天皇陛下が堂々と戦没者を慰霊する国家的施設を作るべきです。そのための予算計上をする。ただそれだけです。A級戦犯をも祭る靖国神社に、陛下が詣でることができるわけがありません。