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幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。


以下、不謹慎なことと知りつつ書かさせていただきます。
> 被災地の経済状況のことです。
> 特に顕著なのは東電福島第一原発事故の直撃を受けた福島県。
> だいたいなのですが、同県は震災前は、有効求人倍率が、ワースト10ぐらいでした。
>
>
> ところが、震災の一年後あたりから、急激にこの倍率が増え、
> 最近の新聞報道によると、同倍率がなんと上位からのカウントで5位です。
> どうしてか。
> 建設、土木業などのインフラ復興関連事業の受注により、
> 関東当たりの業者も、現地ではまかないきれないこの事業に参画しています。
>
> 自宅近くの初老の方ですが、原発処理の「汚い仕事」のまとめ役の仕事をしています。
>
> どうしてそんな危険な仕事を斡旋しているのか、と聞いたところ、
> 親会社からほぼ脅しのようなことをされ、人集めに躍起になっていることでした。
>
>
> 私が毎日新聞社を退職したのは2001年5月31日。
> 翌日に郡山のハローワークに行ったところ、芋を洗うような騒ぎでした。
> 駐車場に車が止められず、車を入れるだけで1時間かかるほど。
> その長蛇の列はひどいものでした。
> バブル崩壊後、失われた10年とも、20年とも言われた、デフレ不況の待っただなか。
>
> 私は一応、職を探すふりをして、計5カ月間、失業保険の給付を受けました。
>
> 先日、上京するため、JR郡山駅東口バスターミナルに行きました。
> 30分ほど時間があったので、目の前のハローワークをのぞいてみました。
> すると、びっくり。人がいないのです。駐車場もがらがら。
> パソコンで年齢(今年7月4日で50歳になりました)を入れてみると、
> とんでもない数が出てくるのです。
> 本当に驚きました。
>
> つまり、メディアの「被災地の復興はまだ発展途上。地域経済は崩壊している」
> とのいわばステレオタイプの垂れ流し情報は、ある意味、メディア記者の作り上げた「捏造」だと、
> 私は判断しています。
> 要は、東京電力福島第一原発事故で、放射線が問題となり、「国難」とされていますが、
> こと地元を引き合いに、自分の目で見て、耳で聞いた情報によると、
> 被災地の実態経済自体は問題のないばかりか、「焼け太り」になっている、と私は確信するに至りま
> した。
>
> 一番問題なのは、「生活困難な避難者」「帰るに帰えるところがない方々」
> という一番弱い立場にいる人たちの声なき声ではないでしょうか。
> 一方の意見を載せて、逆の立場の意見を反映をさせる、メディアお得意の紋切り型で、
>
> 確かに一部報道はされています。ですが、それは、売るための素材集めと言うと、言いすぎでしょうか。
>>
> 本当はこうしたものを現場に足を運び、取材して、それをまとめるのも手だと思いました。
> 友人たちは「現場が一番なんだから、取材してみたら」と私に言いました。
> ですが、福島県内の大手メディア記者はもとより、新幹線も高速道路も寸断されるなか、
>
> 東京から文字通り津波のように押し寄せてきた、記者たちは、根絶やしにするくらいの勢いで、
> 集中的に取材を繰り広げていきました。
> つまり、おいしいところだけつまみ食いし、用がすんだら、「はい、頑張ってください」
>
> 自戒を込めて言いましょう。私の15年2カ月の毎日新聞記者生活も、所詮、この程度のものだったのだと。
>
> そういえば、あの阪神大震災の時も、同じようなことをした一記者だったと。
> だから、この手の人たちと同じ土俵に上るのはやめようーー。
> それが、私のジャーナリストとしてのささやかな良心です。
>
大原雄様

                                       熱海芳弘