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1989年3月。私は新聞記者になって3年目になろうとしていました。
スタートは愛知県東部の豊橋支局。
それで、この3月というのは、どこの新聞社でも忙しいのです。
大相撲大阪場所。本社主催のセンバツ高校野球・・・・。
数えたらキリがありません。
それで、そのしわ寄せが私にきました。
「君、豊橋市民球場の中日、ヤクルトのオープン戦。適当に書いてよ」
と中部本社運動課長で、かつての上司に軽く言われました。
高校野球の取材ができない記者は、クビと揶揄されるぐらい、
確かに、その取材ができないとダメなのです。
で、その中日の当時の監督が星野仙一氏でした。
緊張しまくって、スコアブックをつけました。
結果は中日の敗戦(点数は忘れました)。
試合終了後、記者に囲まれ、談話をとるのですが、
この人はすごいと思いました。
的をはずれた質問をした記者に向かって、
「おい、お前、どこの会社だ!!」
「ああ、はい〇〇スポーツです」
「もう、お前んとこは読まん」
で、私は星野氏と視線をあわせたくなかったのですが、
目があってしまいました。
「まずい。怒られるかも」
すると、「何だい、お前さん、この中で一番若いし、顔もみたことないな」
「はい、ピンチヒッターで取材に来ました」と私。
「ばかもん、お前に代打なんか、うちはやらせんぞ」
爆笑の渦が広がりました。
あの時からもう、24年が経ちます。星野さんのあの熱血ぶりを目の前にし、
何かオーラのようなものを感じました。
ともは、さておき、楽天東北イーグルス。
本当に、優勝、おめでとう!!
選手のみなさん、ありがとう!!
東北は震災で大変な状態が続いていますが、
楽天は東北に元気をくれました!!
クライマックスシリーズも頑張って、
次は日本一だ!!
頑張るぞ、東北!!。元気だぞ東北!!
東北は負けないぞ!!