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汚染水はコントロールされていない。

安倍総理の「アンダー・コントロール」は、

どう見ても無理がある。


だが、その無理のおかげで、東京オリンピックがやってくる。

この苦しみを、

電力の大消費地こそかみしめなくてはなるまい。


汚染水の後始末を被災地に押し付け、首都圏は五輪ビジネスの皮算用。

という不公平に鈍感では、2020年の東京五輪の成功など、

臨むべくもない。


たかだか470億円の国家予算投入で、

「国が前面に出た」とは言えない。

将来にわたる東京電力の潜在的負債は15兆円から20兆円と、

見込まれている。


民間企業の手に負えるレベルを超えている。

そう知りつつ国が前に出なかったのは、

「事故の賠償責任は電力会社にある」という無理なタテマエに、

縛られてきたからである。


高視聴率を記録したドラマ「半沢直樹](TBS)の主人公は、

銀行にイヤ気がさした銀行員である。

半沢は、上役の不正、責任転嫁、事なかれ主義と戦い、

「やられたら、倍返しだ!」という決めセリフを使った。


日本中がオリンピックに浮かれ、舞い上がったまま、

原発は他人まかせで油断すれば、

過酷な現実によって「倍返し」を食らうに違いない。