50年前、M・Lキング博士の声がとどろいた。
人種差別の撤廃を呼びかけた、ワシントン大行進での、
名演説である。
タイトルのようにこのお話は始まる。
私がこのことに深い思いを抱いているのは、
高校一年生の時の英語の授業で、
当時の教諭が授業をそっちのけで、
この演説の録音を聞いたことにも、起因する。
そのボリュームあふれる慈愛に満ちた声は、
いまでも頭から離れない。
ご存知のように、キング博士は凶弾に倒れ亡くなった。
彼は、20世紀を代表する偉人であることは、間違いない。
博士の言葉通り、3年後にワシントン大行進、
4年後に人種差別を撤廃する「公民権法」が成立。
博士の運動は、人類の「偉大な出来事」の一つになった。
ワシントン大行進の演説で、博士は「夢がある」と9回語った。
最初には「それでもなお(still)」という言語がついている。
博士の「夢」とは、どんな困難があろうと達成するという
「誓い」の異名であったのだ。