安倍総理には一度も会ったことがない。

だが、後輩の毎日新聞記者によると、

総理の父(故人)が元毎日記者だったということもあり、

毎日サイドにはいい顔をしているという。


ただ、この方は思想が危ない。

新聞報道によると、今夏の靖国神社への参拝を見送るとあるが、

果たして、どこまで取材して書いたのが分からない。


それより怖いのは、憲法96条をいじろうとしていること。

国民投票という外堀を埋めて、さらに9条へと攻め込む作戦である。


確かに、現行の日本国憲法が時代にそぐわないことはいなめない。

だからといって、「アベノミクス景気」を背景に、

一気に危険なことをされるのは困るのだ。


個人的な憲法改正の考えであるが、基本は動かさないのがベターだろう。

問題となるのは「自衛隊」の位置づけや、どこまでが「国防」なのか。

これを国会だけでなく、草の根レベルで徹底して話し合い、

コンセンサスをまとめるというのはどうであろうか。

もちろん、それは、日本の歴史を変えることになるので、

じっくり時間をかけるのが良いと思う。


先日、中国機が沖縄上空を領空侵犯した。

航空自衛隊はスクランブル発進をしたが、本当に日本はなめられている。

私は思想、信条は職業柄、偏らないようにしているが、

これはいくらなんでもないだろう。はじめてだからである。


変なところで、話が中国に飛んでしまったが、

外交問題も待ったなしだ。

対北朝鮮問題、中国の軍事大国化、北方領土問題、竹島問題・・・・・。


私は安倍総理に批判をするが、期待もしている。

スケールの大きな政治家だとも思う。

サラブレットのように、政治家の「血」を引いていると思う。


日本社会は混迷の度を深めている。

アベノミクスで株価は上がったが、国民の暮らしがよくなったわけではない。

いいところ、大企業(この表現、日本共産党が使うのであまり好きではない)に

メリットがいくだけだろう。現段階では。


最後に注文をつけたいのだが、自民党によるTBS取材拒否問題。

長年、メディアにおり、今でも執筆活動をする私にとっては、

これは、「暴挙」にうつる。

「報道の自由」「国民の知る権利」「言論の自由」。

これを鑑みると、数日で解決したわけであるが、

こういう「前例」を作ってしまうと、本当に日本は危ないのである。

それは、毎日新聞の先輩である論説委員が強調していた。

話を聞いて、なるほどなあと思った。


みなさん、メディアを全て信用をしてもまずいですが、

だからといって、メディアを否定して欲しくないのです。

多くの新聞記者や放送記者は私生活を犠牲にして、

ほとんど休むことなく、仕事にまい進しているのです。

この点を理解していただくと、私は非常にうれしいのです。


なかなか、ブログが更新できないでいました。

個人的にいろいろありありました。

これから最低、週に一回はアップしていきますが、

これからは量より「質」でいきます。

その分、読者のみなさまのコメントにじっくり、まじめに答えていきますので、

とりあえず、コメントをいただきますと、うれしいです。


本日より、しばらく東京です。