12年前のいわゆる「同時多発テロ」を彷彿とさせた。

米マサチューセッツ州で開かれたボストン・マラソンのゴール付近で、

2発の爆弾が爆発。8歳の男児を含めて3人が死亡した。


市民を狙った計画的な無差別テロだろう。

容疑者を一刻も早く、逮捕し、全容解明が求められる。


今回の事件は米国が安全でないことを改めて見せつけ、

オバマ政権のテロ対策を揺さぶったことは確かだ。


オバマ政権の「ロー・プロフアイル」路線に、

国内保守派などは強い不満をもっている。


前述の「同時多発テロ」をきっかけに、

ブッシュ前大統領は、アルカイダ掃討やイラク戦争を引き起こした。

イラクには結果として、大量破壊兵器がなかった。


恐らく、オバマ大統領はこれが「国益」につながらないと判断。

前政権の轍を踏まないようにしてきた。

米国の国民性だが、ナンバー1=米国、を好む。


この事件の事実関係の解明を望みたい。