NHK職員でつくる日本放送労働組合(日放労)は、
基本給と賞与の全体額を、
5年後をめどに10%削減することで、
NHK執行部と基本合意した。
組合幹部への取材で明らかになった。
今月半ばに開かれる中央委員会で、正式に決まる。
11年度のNHK職員の平均給与額は、
1185万円。自民党議員らから、
一般企業と比べ給与が高すぎるとの指摘を受け、
給与制度改革案をまとめ労使交渉を続けていた。
日放労側は、執行部の提案をほぼ全面的に受け入れる。
これが良いか悪いかだが、難しい。
一般企業との比較においては、メディア職員の労働は、
明らかに異なるからだ。
だいだいの先で行くと、全国紙なみの給与と言える。
私が現役新聞記者だった時も、給与はさほど変わりなかった。
だが、問題は他の民放テレビ局との比較だ。
民放の平均給与はいろいろ誤解を招くので、あえて書かないが、
はっきり言ってもらいすぎだ。
それとの比較において、NHKは給与水準を設けたのであるが、
結果として、削減となったのだろう。
ここだけの話だが、私が東京本社に在勤中に、
よくNHK関連施設に取材に行ったのだが、
帰りにタクシーに乗れ、といわんばかりにタクシーチケットを渡された。
拒否に拒否を重ねたのであるのだが、
結局はもらうはめになった。
会社までのタクシー代は2000円ぐらいだったと記憶している。
当時の毎日新聞東京本社では、取材とはいっても、
タクシーチケットを取るのに、二重、三重のチェックがしてあって、
もらうのに一苦労した。
ご存知の通り、NHKは公共放送で財団法人。
その当たりが、新聞、民放とは異なる。
「みなさまのNHK」。それを地でいって欲しい。