イタリア総選挙(上下両院)は25日、開票され、

集計結果によると、モンティ暫定首相の財政政権路線の

継続を掲げる中道左派連合が、

下院の過半数の340議席を獲得した。

だが、上院は過半数を大きく下回り、

安定政権の成立が難しくなった。


東京外国為替市場の円相場は26日、

先日比2円程度、円高・ドル安水準となる

1ドル=92円前後で推移。

東京株式市場も、ほぼ全面安の展開となり、

日経平均株価も終根は、

前日比263円71銭安の、1万1398円81銭と、

今年2番目の下げ幅を記録した。


イタリアは借金まみれの国である。これは日本でもそうだが・・・。

ペルルスコーニ前首相は、

「国民に不動産税を返す」と手紙を送り、

財源は資材を投じてもよい」と大見得を切った。

いわば、究極のばらまき。


選挙の結果、前首相が率いる中道右派が、

緊縮財政続行を訴える中道左派を追い上げた。


経済のグローバル化が久しい。

昭和の時代には、米国が風邪をひくと日本がくしゃみをする、

ということが、何度となく言われてきた。

今回のイタリアの件は、日米のみならず、世界的に波及した。


一国の経済が全世界にも及ぼす現代。

日本も安倍総理の経済改革路線を国際社会がどうみるか。

これは、ここ一年ぐらいの先の試金石になるのではないだろうか。