毎週月曜の毎日新聞(東京本社版)の2面のコラム「風知草」の筆者は、
かつての私の上司だった山田孝男氏だ。
元々が政治部ばかりをを歩いてきた方だったので、
事件、事故、災害を得意部分にしていた私とは、時にはやりあったこともある。
話をもどそう。高校無償化について。相当な取材もされているし、
この方、独特の筆の切れ味があり、中身がよかった。
抜粋して紹介したい。
これは民主党の主導でなされたわけで、自民党はその撤回に向け、
攻略を急いでいる。
民主党としては無償化を誇示したい。
自民党はその存在をあげつらわせたい。どっちもどっちだ。
新聞では、読売が「無償化見直しへ」(21付朝刊)、毎日が「年収700万円で調整(22日同)」
高校無料化は、賛否が分かれる。
無償化で高校中退者が激減した。
これに対して、自民党は「裕福な高校生に配る予算があるのなら、
恵まれぬ子供たちに、義捐金を」と訴えている。
学校教育の本当の課題は、生徒と教師の授業の質である。
私ごとで恐縮だが、私は中学社会1級、高校公民1級の教員免許をもっている。
大学では、主に、教育学を学んだ。
だから、教育現場の様子は最低限は分かっているつもりだ。
持論なのだが、日本は教育費(主に公教育)の財政支出は驚くほどひどい。
教育にお金を費やすというのは、国家にとっては「人的投資」だ。
日本と同じようなかつての高度経済成長をなしとげた、主に北欧では、
教育費のアップはもちろん、児童、生徒に「考えさせる教育」
を実施している。
右肩上がりが期待できいなくなった日本において、
社会保障はもちろん大事だ。
だが、日本の存亡がかかる後継世代のためにも、
こうした教育の取り組みは検討に値するものではないだろうか。