オウム心理教の2教団(主流派「アレフ」と分派の「ひかりの輪」)が、
公安調査庁に報告した今年の新規信徒の総数が、
過去最多の255人に上ることが分かった。
2教団は00年以降、団体規制法に基づく観察処分の対象となっており、
3ヶ月に一度、信徒数や資産などの報告を義務づけられている。
巧妙なのは大学のサークルで虚偽をして、オウムに入会させる悪質な手口だ。
このブログで私が触れた通り、私は山梨県旧上九一色村(オウムの本部)で、
取材をしたことがある。
スクラップ同然のボコボコの車に信者が乗っており、
機動隊が時には30分も入念に調べていた。
現在の事に話を戻す。
事件は風化したとは言えない。
例えは悪いが、過激派組織よりたちが悪い。
過激派も暴力革命を唱えているが、
オウムは実際、何百人もの死者、重軽傷者を出した。
なぜ、また、オウムなのだろう?
それは、私の個人的な意見かも知れないが、
特に若い層に、「自分は何をすればいいのだろう」
「私のいるべき場所はどこにもなく、この教団でそれを得られた」
「自分が生きていく証をみつけた」などであろう。
マインドコントロールなど流行語にもなったオウムの事件。
平成生まれの人には、たぶん、リアルタイムでは知らないわけで、
だからといって、戦後、最悪の事件であることを知らないでは終わって欲しくはない、と思う。