管直人元総理が著書を出した。
「東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと」との本。
内容下記の柱。
①原子力安全・保安院は原子力の専門家集団ではなかった。
②一号機の原発はテレビで知った。
③死ぬ恐れがあると知りながら民間の作業員に「行ってくれ」と命令を打さざるを得なかった。
④東電社員は何も即答できず、現場が分からない。だから現地へ行った。
④について中心に発言させていただく。
私の知り合いの精神科医が、この点を強調している。「有事の際、現場しか判断できないことがある。そうしたことをトップが念頭に置かないと、結局は無用の混乱を起こす」
私も同様だ。実際、その通りになった。この問題はさまざまなメディアが検証しているが、一概に誰が悪い、どの組織が悪いなどと展開したら、本当にきりがないと思う。それだけ、複合的、かつ複雑怪奇なものになる。
で、一連の私の原発事故の書き込みをご覧いただいた方はお分かりの通り、私が入手したり、実際に会ったり、距離がありすぎる場合は電話をかけたりしたその範囲内で言えることは、諸悪の根源は東電にある。これは一々、調べなくても良いが。ただ、新聞を読んで、テレビのニュースを見て、それを正しいと信じて、読者にそれが一々伝える。それは無味乾燥だと思う。このブログは、一応、メディアで取り上げられたニュースを基盤に、自分なりに蓄積したノウハウを元に、それを再構成するやり方を取っている。これは、一度、書かなくてはならないと思っていたので、こういう図式になっているとご理解いただければと思う。