私のブログにはほぼ固定読者もいて、ありがたいことにメッセージやコメントをくださる。


ぜひ、内容を詳しくと依頼があったので、


先日アップした新聞記者時代の事件に関して述べさせていただく。


だぶるところがあるので、なるべくコンパクトにまとめる。


1987年12月、愛知県豊川市で帰宅途中の日興証券OL(当時20歳)が行方不明になった。


その時、私は豊橋支局に配属されてまだ記者2年生だった。


抜いたり抜かれたりいろいろあった。


で、そのOLは一週間後、失踪現場から約5キロ離れた東名高速のノリ面で遺体で発見された。


死因は絞殺。体液から加害者の血液型はA型と断定された。


偶然というか運もあったのだが、加害者と思われる車両のナンバーが「三河2508」と分かった。


捜査本部にも入っていない情報だったのだが、裏をとり記事化した。


事件は越年したが、私は陸運局で得た該当ナンバーのリストを基に、


一件、一件、しらみつぶしに該当車両を探した。


が、組織力ではかなわない警察が先にこの情報から容疑者を割り出し、逮捕した。


容疑者は喫茶店の店長(当時28歳)。無期懲役となった。


というのがだいたいの顛末だ。


怖いもの知らずだったので、本当に猪突猛進していた。


今同じことをやれと言われてもたぶん無理だと思う。