福島県内の警察署で夫からDV(配偶者暴力)被害を受けた女性の
告訴状が受理されなかった問題で、
福島県警は告訴状を受理した。
告訴状は09年2月13日午前5時ごろ、夫が自宅寝室で寝ていた女性の両手首に
手錠をかけて強姦したなどとする11件のケースを列記。
女性がPTSD(心的外傷性ストレス障害)を発症したことを
証明する医師の診断書を添付している。
女性は7月警察署に告訴状を出そうとしたことが拒否され、
8月に警察庁に善処を求め、同警察署はそれを受理した。
私は比較的警察担当の時期が長かった。計7年になる。
警察組織はほぼ分かる。
一警察官レベルでは体を張って住民を守るなどまじめな方が多い。
だが、誤解を恐れずに言えば、一警察官の集合体となると話は変わる。
組織化されると暴走する一面もある。それをチェックするのがメディアの存在だ。
しかしそれを最初に書く(報道する)と、警察をはじめ官公庁は、
そうした報道関係者との接触を極力抑える方向に変わってしまう。
私の場合はケースバイケースで対処した。