9月26日投開票の日程が決まったことを受け、
自民党の総裁選レースが事実上始まった。
主な顔ぶれを以下のように記す。
谷垣禎一総裁=67歳。衆院5区。当選10回。古賀派。
石原伸晃幹事長=55歳。衆院東京8区。当選7回。山崎派。
安倍晋三元首相=57歳。衆院山口4区。当選6回。町村派。
町村信孝元官房長官=67歳。衆院北海道5区。当選10回。町村派。
石破茂元防衛相=55歳。衆院鳥取1区。当選6回。無派閥。
林芳正政調会長代理=51歳。参院山口選挙区。当選3回。古賀派。
これを見る限り、町村派は分裂するだろう。
谷垣総裁はもう全国行脚を始めた。地方票を意識しての再選狙いだろう。
安倍元総理は、一部報道で大阪維新の会代表で、
大阪市長の橋下徹大阪市長との連携が一部メディアで取り上げられているが、
たぶん、その余波もあったのだろうと思う。
石破氏、林氏はまず、当選することはないものとみられる。
まあ、まだ国会は閉会していないが、事実上、衆院選を意識としての
総裁選ということなのだろう。
この中でだれが総裁になっても自民党の起死回生を求めるのは酷だろう。