今日の第94回全国高校野球選手権大会の第一試合に出場する、
作新学院高校の硬式野球部の二年生(17)が、
強盗事件で逮捕されたことが分かった。
長谷川勝比古・同校校長は「高野連に処分を任せる」と記者会見でコメントした。
これを受け、高野連側は、
「学校外の非行で、出場しているチームと直接関係ない。
このような場合は、チームの責任を問う対応はしておらず、出場は認める」
とのコメントを出した。
事件は、今月10日午前6時50分ごろ、
宇都宮市内の雑木林で問題の男子生徒が、少女(16)を押し倒し、
現金数千円を奪った。わいせつ行為は未遂だったらしい。
私は、夏の甲子園の地方大会の取材を四期。
甲子園出場校を密着取材するいわゆる、甲子園特派員を一度やった。
その当時から思っていることがある。
球児の過剰なガッツポーズをメデイアが問題視したり、
上記にあげた非行行為ならいざ知らず、
たばこを部員が吸っただけで、高野連が試合停止処分を行う。
そういう話なら、他のスポーツの部員とのつりあいがアンバランスになりはしないか。
高校野球は果たして、永遠の「聖域」であり続けるのか。