東京電力福島第一原発事故で被ばく被害を受けたとして、


発生時の福島県民1324人が、東電の勝俣恒久会長や原子力安全委員会の学者らについて、


業務上過失致傷容疑で告訴状を出した。


原発事故の責任を問う大規模告訴は初めて。


市民団体などが東京地検に同様の告発をしたが、立件されていない中、


被害者である県民が自ら処罰を求めた形だ。


避難中に亡くなった入院患者や自殺者をめぐっては同致死傷容疑で告発状を出した。


大飯原発再稼動問題がクローズアップされているが、


野田総理は「福島を襲ったような地震・津波が起きても事故を防止できる」


「すべての電源が失われても炉心損傷に至らない」。


さらに、野田総理は「再稼動反対は精神論」とぶった。


「事故は防止できる」と主張することこそが、精神論ではないだろうか。