国会事故調によると、東京電力福島第一原発事故で、官邸介入でかえって混乱した、という。
この記事は朝日、読売、日経が一面だったが、
毎日は6面の3段見出しで地味な扱いだった。
古巣さん、どうしてこんなになってしまったのだろう?
以下、毎日の記事。
同事故の原因を調べている国会の事故調査委員会(国会事故調、黒川清委員長は、
政府、東電などの関係者の聴取結果を踏まえた論点整理を公表した。
官邸の対応については「頻繁に現場介入を繰り返し指揮命令系統を混乱させた」
という見解を出した。
首相官邸、政府の事故当初の対応に関しては、「原子力災害対策特別措置法に基づく、
通報の重要性や意味合いを十分に認識できず、
事故情報の伝達、避難指示の遅れが生じた」と結論づけた。
この記事は二人の記者が書いているが、他紙とはまず、量が少ない。
それとこれは、管前総理の時の話だが、こうした責任追及もしていない。
ただ、それは織り込みずみで、以前にも似たような報道は確かにあった。
だから、国会事故調の正式発表に当たり、
二番煎じと編集記者が判断した可能性が高い。
それは問題ともいえる反面、横並び報道からの脱却、双方が言えると私は思う。