今日は、めずらしく早起きしました。



まずは東京電力。東電福島原発1号機で、東電は、政府の事故調査・


検証委員会に批判された1、3号機の事故直後の対応について、


社の結論として非を認めない方針を固めた。


被災地からはブーイングが起きそうな気配である。


いっそのこと、もう東電はずっと実質的に国有化した方がよいと私はまじめに考えている。


政府事故調から「不手際」と指摘された点に関し、近くまとめる社内調査の最終報告書で、


「状況を把握して対応するには困難」などと反論している。


政府事故調は7月に最終報告書をまとめる方針で、


東電の主張にどう対応するかが注目される。個人的には期待していないが・・・



もう一つ、原発関連ニュース。「見出しは保安院長 改善意見を黙殺」。


原発事故の防災対策を国際基準に合わせて強化する方針に、


経済産業省原子力安全・保安院が06年に反対していた問題で、


当時の広瀬研吉院長が、内部の「防災対策を改善すべきだ」との意見を抹殺し、


強化に反対していたことが、


保安院の内部文書から分かった。


同事故で防災対策が強化されていれば、


住民が素早く避難でき被ばくを最小限に抑えられた可能性もあった。


私はアンチ原発論者であるが、原発というものが、廃炉され、使用済み核燃料が


かなり下部の地下へ、それを埋めることになっている。


だが、これだけで環境対策が万全というとそうでもない。


高圧除染だって、100%、防ぎきれない。


この深刻な問題を多くの方に知ってほしい。