国会の東京電力福島原発事故調査委員会(国会事故調、黒川清委員長)は、
福島市内で福島県の佐藤雄平知事を参考人に招致し、質疑を行った。
佐藤知事は、事故直後に県が独自に2キロ圏内に避難指示を出した経緯に触れ、
「避難指示を報道で知るなど情報伝達にに混乱が生じた」と政府を批判。
「(政府の)避難指示が20キロ圏内に拡大したのも頭越しだった。
自主避難と屋内退避の違いに住民は困惑した」と振り返った。
さらに、同氏は、SPEEDIの電子メールが県に届きながら、削除したことについて、
佐藤氏は「情報共有が不十分で、県民に大変な心配をかけおわびしたい。
情報が錯綜した組織上の問題」とした。
が、これを受けた県版は趣が違った。
ところが、被災地に情報が遅れたことや、SPEEDIのデータが削除された問題など、
県の情報提供のあり方を問われると、
「10の班を作って必要なものを連絡したが、それでも届かなかったというのは、
通信が途切れていたから」など、あいまいな答えに終始。
「原子力の安全は一元的に国の責任。雨が降ると、傘をさせよとかカッパを着ろという指示があっ
た」と政府にゲタを預けた。
反省点を訊かれ、「危機管理のあり方を見直していると答えると、
会場の男性から、「お前にはできねえよ」と野次が飛んだ。
以前にも書いたが佐藤雄平県知事は芳しくない。人は学歴では全体をみることができないが、
佐藤知事の出身校は有名ではない。
彼を支えているのは副知事で、それがなかったら、佐藤知事はドロップアウトしたかも知れない。