尖閣諸島の記事は以前、ここで書かせていただいた。


だが、今回は、賛成か、反対を留保しなくてはいけない微妙なことになっている。


というのは、訪米中の石原慎太郎・東京都知事は、


ワシントンで講演し、沖縄県・尖閣諸島の一部を都が購入することを明らかにした。


具体的には、民間の土地所有者と基本合意までいっている。


都議会の承認を得たうえで、年内に購入手続きに入りたい考えという。


尖閣諸島は中国も領有権を主張しており、波紋を広げそうだ。


私は石原氏と会ったことはないが、


政治的スタンスが気にいらない。思想信条も異なる。


ただ、小説家としては、次々と名作を残し、私も何冊か読んだが、いい作品ばかりだ。


芥川賞の選考委員からはずれるにあたっても、石原さんらしいな、と思った。


話を尖閣に戻す。


これに対しては、大阪市長の橋下徹氏や名古屋市の河村たかし市長が評価。


神奈川県の黒岩祐治知事が反対にまわった。


もちろん、中国側は、抗議のメッセージを発表した。