北朝鮮の朝鮮労働党代表者会が、ピョンヤンで開かれ、


新指導者のキム・ジョウンは、新たに設けられた党の最高ポストである、


「朝鮮労働党第1書記」に就任した。


昨年、死去したキム・ジョンイル総書記は「永遠の総書記」とすることも発表した。


15日の故キム・イルソン国家主席誕生100年を前に、


ジョンウンは実質的な北朝鮮の最高指導者としての地位を確立した。


以下は、かつて、一緒に働いた、毎日新聞政治部編集委員の中川佳昭君の解説記事。


日本政府は、キム・ジョウンの「総書記」就任はない、との情報を事前につかんでいた。


政府高官は「父親のキム・ジョンイルの代わりは務まらないからだ。


若年のジョウンに権力を持たせすぎてはいけないという指導部の判断も、


動いたのではないか」との見方を支援した。


ただ、別の政府関係者は「ジョンウン体制は安定してきている。


ジョウンを支える高齢の軍幹部が発生するまでジョウン体制は揺るがない」と分析。


「第1書記」という名称が、権威を弱めることにならないとの認識を示した。


北朝鮮がミサイル発射に対する国際社会の批判への対抗手段として核実験を強行すれば、


国際環境を一層厳しくするのは必至。


日本政府は、米中露韓の4カ国との連携を密にし、


「キム・ジョウン指導部の動向を憂慮をもって見守っている(外務省幹部)」状況だ。


北朝鮮。性懲りも無い国だと思うのは、私だけだろうか?