野田首相は年頭の記者会見で、「ネバー、ネバー、ネバーギブアップ」と、
英国元首相・チャーチルを物まねをしました。
この人が一番考えている点は、消費税増税と、税と社会保障の一体改革なのですが、
「後ろから弾が飛んでくる」と言うように、
民主党は分裂含みです。とりわけ、小沢元代表と、そのグループ。
実際、民主党を離党した議員が「新党・きづな」を結成したわけですが、
ちょっと茶番ですね。
石原・東京都知事も酷評しているようです。
個人的にはあまり石原さんは好きではありませんが。
野田首相がいくら、低姿勢を貫いても、自民、公明をはじめとする野党は、
協議に応じる気配はみせていません。
とりわけ、自民党の谷垣総裁は「まずは、国民の審判を仰ぐべき」と発言しています。
私は谷垣さんの言うことに同意します。
そうではなくとも、この内閣はほとんど死んでます。
どの新聞を読んでも、解散・総選挙は年内いっぱいらしいです。
おそらく、民主党は大敗するはずです。そして、「ねじれ現象」が解消する。
私はそう思います。
ただ、選挙結果がどうであれ、今の国難を乗り切るには、与野党の協調路線は、
避けて通れません。
しかし、党利党略を図る政党が多い日本。日本の政治家に求めるのは、
私利私欲に走らないで下さいということです。
野田首相。演説は確かにうまい。だけど、あなたは一国一城のあるじなのですよ。
出所進退はきれいにしてくださいね!!