で、続きになりますが、ableから見て、新聞は「社会の木鐸」だとかは、さすがに思っていません。
新聞社だって、単なる株式会社ですから。
ただ、そのブロガー氏は、新聞と雑誌系・スポーツ新聞系を同じ扱いをしていると思えてならないのです。
新聞記者の中で、一番、大変な部のナンバー1は政治部、次に社会部だとableは思います。
スポーツ部や学芸部当たりは、宿直勤務が全くないし、リスクの少ない部署だと言えます。
某ブロガー氏は、政治部記者がかなりお嫌いなようで、1でも書いたように、
政治部記者の怠慢ぶりを批判しています。
「夜回り」「朝駆け」とは、基本的なことですが、例えば、警察幹部に対する場合で言うと、
その幹部の自宅に夜遅く、または早朝に出向き、
あからさまになっていない(つまり記者会見で発表されたニュース以上の事)事案を取材するわけです。
それをやらないと、特落ち(分かりやすく言うと、大負け)になる可能性が大です。
ブロガー氏はそのへんが無駄だと主張しているのですが、一般の会社(新聞社が特別だという意味ではありません)でも、営業部門で失敗して経営が苦しくなるのと同じように、
スクープ合戦は記者にとっては、宿命的課題です。
なので、某ブロガー氏のブログでコメントしたように、「夜回り」「朝駆け」は避けては通れません。
現場をわかっていないのに、現場を批判する。
批判のための批判?
何のための批判なのか。
意図が読み取れません。正直言って。
では、新聞が無くなったら、世の中、どうなのですかね?
テレビもあるし、ネットもある。
だから、別に新聞が無くなっても一向にかまわない、そういう気持ちが伝わってきます。