米国防衛省は、米国が保有する核弾頭数は、実戦配備と予備を合わせ、計5113発であると発表しました。

退役後の保管中の核は含めれていません。

米国が現有核戦力の実態を公表するのは極めて異例です。

核不拡散防止条約(NPT)再検討会議で、米国は核兵器保有数を公表すると宣伝していたオバマ大統領は、機密の核弾頭数を公表し、核戦力の透明化を図りました。

また、米国の実証を示すことで、NPT体制を強化する狙いがあります。

国防総省によると、2009年9月30日現在で、配備中や予備の核弾頭保有数が最多だったのは、

冷戦時代の1967年の3万1255発です。当時と比べると、約84%減少したことになります。


オバマ大統領が有名なプラハ演説(ノーベル平和賞の基盤にもなりました)で、「核兵器無き社会の実現」を演出しましたが、恐らくこのスピーチを地でいく戦略が今回の発表につながったとableは思います。

でも、オバマ大統領の支持率がかなり低下していることが気になります。