東京都の猪瀬直樹副知事が「ツイッター」で、大阪市水道局の職員の年収が、1000万円と紹介したところ、
大阪市の平野邦夫市長が「事実でない」と直ちにツイッターで反論しました。
8~9日、水道をめぐる「公開討論」となりました。
両都市はそれぞれ、水道事業の海外展開を目指しています。
猪瀬氏は8日午前0時過ぎ、その動きを紹介する中で、「大阪市の水道局の年収平均は1000万円、それで海外へ進出すると言ってるが、その前にバカ高い年収をどうにかしたらいいのに」と批判しました。
これに気付いた平松氏は約7時間後、「大阪市水道局職員平均678万円で東京都より低い」とマジギレ。
そして、データを示して即座に否定しました。
猪瀬氏も「職員の出す統計にだまされてはいけませんよ」「大阪市の職員数は給水人口に対し多すぎるのではないですか、東京都のように府と市が一体的に経営する方が効率がよい」
と挑発するなど、「つぶやき」合いました。
9日夜、平野氏が職員削減など、改革の取り組みを示すと、猪瀬氏が実行を期待しますとのコメントを発表し、
このツイッター合戦が終りました。
猪瀬氏は「ミカドの肖像」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。特殊法人等の廃止・民営化に取り組み、
2002年には道路関係四公団委員会委員、07年からは地方分権改革委員を務めています。
平野氏よりは役者が上ということなんでしょうね。