「5月政変」の胎動に鳩山政権が揺れる中、鳩山総理の周辺や民主党内でささやきはじめたのが、
内閣改造です。
ableは何度も取り上げてきた米軍普天間飛行場移設問題は、
平野官房長官の引責辞任によって収拾を図り、首相退陣論を封じる狙いがあります。
求心力の衰えた首相が、内閣改造に踏み込むことは微妙ですが、
「政治とカネ」問題を抱える小沢一郎幹事長と、一蓮托生の「小鳩」体制で、
夏の参院選に臨むことを前提にすれば、内閣改造ぐらいしかできないという、
政権浮揚策が見あたらない苦しい状況を物語っています。
今日のニュースでも報道されているように、小沢幹事長が、検察側から任意での事情聴取を受けましたが、
小沢氏は「続投」の構えを続けています。各種世論調査でも明らかなように、
小沢氏は「幹事長辞任すべきだ」との意見が圧倒的な位置を占めています。
小沢さん、何度も言いますが、男の美学として、「引き際」を大切にしてください。