閣内対立が生じています。郵政改革案をめぐり、
管直人副総理謙財務省と亀井静香・金融・郵政担当相(ableが記者時代、この人は運輸大臣を務めており、成田空港問題で取材したことがあります)が、
民放番組で言い争う一幕がありました。
昨年12月の基本改革閣僚委員会での衝突に続く因縁の対立。
それも、今回は野党党首らの面前で、
少数政党に振り回される鳩山政権の弱点をさらけだす結果となりました。
ま、決断力のまったくない、総理だから、当然と言えば当然ですが。
口論のきっかけは、亀井氏が「鳩山総理から了承を得た」と言い、
首相は「了承していない」と語ったゆうちょ銀行の預け入れ限度額を2000万円に引き上げる話。
亀井氏が「総理からは全然苦情の電話がない。管さんにも申し上げた」と発言すると、
管氏は「私は数字は聞いていません」とかみつきました。
これに対し、亀井氏は「申し上げたじゃないか」「あなたの耳が悪いんだよ」とむきになりました。
野党側は「論評しようがない」とあきれ顔でした。
なにか聞くに耐えない話だとableは思いました。
続いて、速報っぽいニュースをひとつ。
社民党党首の福島消費者相と国民新党代表の亀井金融相は30日、
都内の日本料理店で会談し、鳩山総理を閣内で支えていく考えて一致しました。
また、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題の移設先について、
福島氏が「沖縄県民の負担軽減ということもあるし、原点に返って国外・県外移設で頑張ろう」
と連携を呼びかけたのに対し、亀井氏は「米国に日本の状況を説明すればよい」とひややかでした。
ableが考えるのに、社民党は理念と現実のギャップがわかっていないと思います。
県外はさておいて、国外で、米国が納得するわけがないじゃないですか。
福島さん、もっと現実を理解した方がいいですよ。