沖縄返還(1972)を巡る日米の密約文書を開示しなかったのは、不当として、
西山太吉・元毎日新聞記者(78才、ableの先輩にあたります)や学者、作家ら25人が、
国に不開示決定などを求めた訴訟で、東京地裁は、密約を認めた上で、
文書の開示を命じる判決言い渡しました。
杉原則彦裁判長は「国民の知る権利をないがしろにする国の対応は不誠実」として、
原告一人につき10万円の慰謝料も命じ、原告団の請求を全面的に認めました。
西山氏によるこの密約の記事は歴史的スクープでしたが、
いろいろな問題をはらんでいます。
この記事を書くニュースソースは元外務省の女性職員からのリークでした。
しかしながら、報道記者の原則は「取材源の秘匿」です。
にもかかわらず、西山氏は法廷で、この女性が取材源であることを明かしました。
ジャーナリスト的に見ては、甲論乙駁といったところだとableは思います。