昨日は『北海タイムス物語』を紹介しました。
しかし主人公扮する野々村の所属する「整理部」の仕事ぶりにはふれませんでした。
そこで、私も半年のみですが「整理部」に所属していたので、
「整理部」の役割について触れてみたいと思います。
私は振り出しが愛知県東部にある豊橋支局で、中部本社報道部の後、同本社整理部でした。
同じ整理部でも東京本社、大阪本社、西部本社とは中部本社はシステム自体が違うのです。
まず、中部本社以外はCTSといって新聞の各面をパソコンのような画面上で、作ります。
部数の少ない中部本社は半ば切り捨てられていました。
実際の制作過程をお教えします。
各記者が書いた生原稿を各デスクが直し、それを整理部員が読み込み、修正します。
それを制作部の面々がキーボードをたたいてモニター原稿にします。
整理部員はそのモニターを見て、例えば、1面トップかあるいは社会面のトップとかニュースバリューを考え、レイアウトを決めます。
ここからが中部本社独自のやり方で、モニターを実際の記事をシールで制作部員を指示し、カッターナイフで切り貼りして紙面を埋めていきます。
CTS方式なら面組が5分でもできてしまいますが、中部本社の場合は約30分かかります。
ですから、文字通り、時間との闘いでした。
マニュアックなお話におつきあいくださいまして、ありがとうございました。