エイブルレポート ■新発想の広告空間。トイレには、“商いの神様”が棲んでいるようです。
テレビや新聞、雑誌などを媒体としたマス広告が広告の王道と言われた時代は、今は昔。不況の波をモロに被った広告業界は、ポストマスメディアに向けた新たな戦術をさまざまな角度から試み始めています。その一つが、ここ数年来じわじわと拡がりつつある、トイレを活用した広告展開です。
トイレットペーパーに商品名や店名などを印刷したり、鏡面にシート広告を貼り付けたりといったトイレ空間を活用したものは、これまでにもありました。最近のトイレプロモーションがこれまでのものと大きく異なるところは、“デジタルサイネージ(電子看板広告)”を活用している点です。
羽田空港内の65カ所の女性トイレ、計355の個室にデジタルサイネージが登場したのは、2008年末のことでした。国内初で、便座に座ったときにちょうど視界に入る高さの床下95cmに7インチのディスプレイが設置されています。これまで、健康や美容関連商品の他に、韓国観光局のPR、警視庁の振り込め詐欺防止、JALのコマーシャルなど、15秒間隔で入れ替えながら3分間流されます。
居酒屋チェーン「養老乃瀧」池袋店の男子トイレ、小便器の上にはセンサー付きの12インチの液晶画面が設置されています。セガが5年の開発期間を経て実現したトイレ用テレビゲーム「トイレッツ」で、センサーで計測された尿の量や勢いによってモニター上でゲームができる仕組みです。もちろん単なる“お遊び”ではなく、ゲームの前後にはしっかりとおすすめメニューが表示され、ゲームと広告メディアの両立を果たしています。画面に表示されたメニューのオーダー数が、2倍以上にのぼったという実績も証明されています。
一方、デジタルサイネージではありませんが、今春開業した東京「渋谷ヒカリエ」のトイレは、ショールーム感覚の活用が話題となっています。手洗いスペースの中心に、高級バッグなどをガラスケースに陳列。即効で売上げに結びついているとのこと。
ニッチ媒体の極みともいえる「トイレプロモーション」。そこへ広告を出稿することに、まだまだネガティブなイメージを持っている企業が多いのも現実です。しかし、百貨店、大学、オフィスビル、ホテル、ショッピングモール……まず清潔であること。そして利用者が多いこと。この2点を満たすだけで、この媒体の可能性は限りなくふくらむと思われます。
激安・格安・販促ポケットティッシュ・ボックスティッシュのお問合せは
www.able-tissue.com
愛媛県四国中央市土居町野田乙800
TEL 0896-74-3077
FAX 0896-74-3508
株式会社エイブル