エイブルレポート ■「団塊余暇ライフ」市場という、巨大な山が動き始めました。
かつて、最大の人口ボリュームゾーンであると同時に巨大マーケットを形づくる団
塊世代(1947~1949年生まれ=65~63歳)が大量に60歳の定年退職を迎えるという“2007年問題”が話題になりました。それから5年。定年延長や再雇用で引き続き働いていたその人たちが今年から順次65歳に到達。2度目の退職を迎えることになります。彼らの「余暇ライフ」マーケットを狙って、より深く掘り起こそうと団塊世代ビジネスが活発化しています。
団塊世代の60代は、それまでの同年代とも、またそれ以上の高齢者層とも明らかに異なる“特性”を持ち合わせているようです。例えば、シニアだからゲートボール、といった安易な図式は彼らにはまったく当てはまりません。若い頃から様々なレジャー、スポーツ、趣味に親しんできた世代であり、消費の傾向も、自分らしさとクオリティを重視。高額でも、これと見込んだものには出費を惜しみません。
「旅行」にもそんな傾向が表われます。彼らの知的好奇心を満足させてくれる企画を打ち出して好評なのが[クラブツーリズム]の「大人の社会科見学ツアー」。トヨタ、キューピー、コカ・コーラなどの工場や、自衛隊、日本銀行といった施設をそれぞれ一泊二日程度で巡る“学びの旅”です。団塊夫婦での参加が多く、現地では皆さん熱心にメモをとって、案内者に質問も飛ぶとのこと。
また、自分の撮ったデジカメ写真を保管・発表ができ、会員同士が交流できるサイト「みんなのデジブック広場」(運営[デジブック])が、カメラ好きの団塊世代の間で人気です。要は、パソコンで作れるインターネットアルバムで、無料会員は50枚、有料会員(年6,000円)は100枚までアップロードするだけでデジブックが何冊でも作製できるというもの。“デジブック交遊旅行”という、リアルな場として会員同士の撮影会も催されています。
チャレンジ精神旺盛な団塊世代は、まさに“アクティブシニア”。
某大手フィットネスクラブでは50~60歳以上の会員が年々増え続け、いまや全体の5割近くに迫ろうかという勢いとか。
[ヤマハ]の「大人の音楽レッスン」にも団塊世代の生徒が多数参加。若い頃から日常的に音楽に親しみ、楽器に接した経験が大きいようです。また、若かりし頃には手が届かなかった高額なオーディオを手に入れたり、大型バイクの“団塊ライダー”の増加も顕著な例として挙げられます。
一方で彼らの向学心をくすぐる「シニア大学」の存在も注目されています。立教大学や東京農業大学などが50歳以上を対象に設けたもので、退職後の団塊世代の“学び直し”ニーズに応えています。
団塊世代は、全国で約660万人(2010年国勢調査)。待ちかまえる市場側としては、嗜好が細分化し、ひとすじ縄ではいかない彼らの琴線に、いかに触れることができるか---。企画のクオリティがいっそう求められることになりそうです。
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