エイブルレポート ■販促スペース? 雑貨ショップ? 様変わりする“本屋さん”の姿
来店客が多く、滞在時間も長いという書店の特性に着目し、書店の店頭を商品販促の場に活用しようという動きが活発化しています。
昨年11月、大日本印刷(DNP)は、情報提供サービス「書店メディア」事業を大々的に立ち上げました。DNPグループの大手書店チェーンである「丸善書店」「ジュンク堂書店」「文教堂書店」を中心にグループ以外にも連携先を拡げ、発足時で全国35の書店チェーン、1,218店舗を対象にスタート。一日平均100万人の来店客に向け、売り場を販促の場として様々な商品のプロモーションサービスを行うというものです。具体的には、店舗内外にポスターの掲示、出入口やレジ周りにチラシ・カタログなどのラックを設置、デジタルサイネージ(電子看板)で商品CMなどを配信、といったベーシックなプロモーションの他に、書籍の棚に販促商品とそれに関連する本を組み合わせて配置する「棚プロモーション」や、サイトへ誘導するQRコードを印刷したブックカバーやしおりの配布。また、レジ袋にチラシやパンフ、試供品などを封入したり、店頭の専用スペースで商品のサンプリングやデモンストレーションといったミニイベントを実施。
提供価格は、しおりを全国の書店で100万枚配布した場合で約1,000万円、棚プロモーションを全国100ヵ所で2週間行った場合で約500万円。DNPとしては、様々な分野の企業に「書店メディア」を売り込み、2015年度までに2,500件、売上げ30億円を目指しています。
出版取次大手の「トーハン」も取引先である書店の集客アップ、粗利アップを主目的としたインストアタイプの支援策「& Partners」を提案しています。その一つが、輸入食品・雑貨販売の「デリカテッセン」や雑貨製造販売の「イデアインターナショナル」などの外部ブランドと組んで展開する「& DeLi」。本が並ぶ一画に、文具や雑貨、輸入菓子などが並びます。トーハンが店舗の一部を賃借して売り場をつくり、物品の売上げはトーハンに計上。書店側には賃料収入と集客力アップが実現するという仕組みです。
また、「丸善CHIホールディングス」では、グループ書店の「丸善」や「ジュンク堂書店」の店舗内でスマートフォンの即日修理ができる「クイックガレージ」を展開中。米アップルの正規サービス業者としての認証を受けた修理スタッフが常駐しており、通常1週間ほどかかったスマホの修理がその場でOK。料金は1件当たり2万円程度。待ち時間に店内をブラブラしてもらって本の購入につながれば、まさに一石二鳥というわけです。
複合的に情報がスクランブルしている近頃の「書店」は、もはや本を買うだけの場ではなくなってきているようです。
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