本日は昇帯式があり、つーたん、アイアン田口君、門脇さんの3名が青帯に昇格しました。
つーたんこと野口翼さんは未経験で入会し、力は強かったので(ベンチプレス130キロ)試合に出るとたまに一回勝てる事はあるけど優勝するまでには及ばす、一回下になると返す事が出来ずに負けてしまうという時期が長かったように思います。何か一つ得意なスイープを身につければさらに伸びるというアドバイスをしたところ練習への取り組みが変わり、苦手なボトムをたくさん練習しました。その結果試合でみずから引き込みスイープでひっくり返し上から一本を取るという得意な形が出来て、試合でバンバン勝ち始めました。そして数々の入賞を獲得し先日の東日本大会で3回勝って優勝を果たし文句なしの昇格となりました。今では2人の息子さんも共に柔術に打ち込み、ジムの誰かが試合に出る際には奥様も含め4人でいつも応援に来てくれるようになり、家族でABLAZEを支えてくれています(まあこれは奥様にめちゃくちゃ感謝ですね)。これからは青帯の旅が始まります。楽しみながら続けていってください。おめでとう。
アイアンこと田口君は才覚というか謎の嗅覚のようなものが優れていて、何か新しい技術を教えてそれをすぐに覚えて使うことができるというタイプではなく元々持っていた、攻めにおいても守りにおいても「謎の嗅覚」としか言いようのない強さがありました。アイアンのあだ名の由来は「一度掴んだら2度と離すことはない鉄のグリップ」から来ました。そしてその謎の嗅覚で一本を量産するのでした。その成績なんと6勝1敗。唯一の敗戦もどちらに転んでもおかしくないレフリー判定でした。最後の大会にいたっては3戦3勝オール一本勝ちでした。これはもう白帯を巻かせておいてはいかんという事でストライプ3本から飛び級で昇帯となりました。ここからはきっと多くの技術を吸収して色んな引き出しを手に入れないと勝ち進んでいくのは難しいと思うので頑張ってください。でも謎に青帯でも勝つような気もしてます。。おめでとう。
門脇さんは幼少より続けていた柔道のベースがあり入会時から既に青帯同等の実力はあったと思います。あるからと言って即昇帯となるものでもなく、柔術の基礎を学んでいただく必要がありましたので半年ほど様子を見させていただきましたがしっかり柔術の基礎も身につけていつ昇帯してもいいでしょうという時に2人の昇帯が決まったので良い機会なので一緒に昇帯させていただきました。門脇さんは柔道黒帯でしたので白帯で試合に出る事は出来ませんでしたがここからは試合解禁です。門脇さんが青帯で大暴れするのが楽しみです。おめでとうございます。
というわけで本日昇帯した3名の皆さん本当におめでとうございます。前回の昇帯式が2023年10月ですので柔術における昇帯というものがいかに難しいものかわかると思います。その分喜びも格別です。これからもABLAZEみんなで切磋琢磨しあって強くなっていきましょう。
そして今日はたまたま友美英の誕生日でもあり、サプライズで大勢の会員さんにお祝いしてもらいました。本当にありがとうございます。最近私は近しい人を亡くしたりして悲しい事もありましたが今日のように幸せな時間もたくさんあります。こんな時間を1日でも多く過ごせるようにABLAZEの皆さんと人生を共にしていきたいと思っております。