本日品川インターシティーホールにて行われた
「アマチュアパンクラス全日本選手権Sクラスルールトーナメント」に出場した山崎とわかばの結果です。
まずこのトーナメントの格式について説明をすると
パンクラスのアマチュア部門の全日本大会大会となりまして、トーナメントはメイントーナメントとオープントーナメントに分かれています。メイントーナメントは実績を考慮されて出場者の中から選抜された選手、それ以外の選手がオープントーナメントでの出場となります。
山崎の階級(フライ級)は12名の参加がありましたが山崎は西関東大会優勝の実績があるのでメイントーナメント4名の中の1名に抜擢されました。
ではメイントーナメントとオープントーナメントでは何が違うかと言うと、オープントーナメントは優勝者のみがプロ申請をする事が出来、審査の後合否が確定して合格すればプロ昇格となります。それに対してメイントーナメントは優勝すると審査なしでのプロ昇格が可能であり、準優勝者にもプロ申請資格が与えられます。
つまり本日山崎が優勝すればすなわちABLAZE八王子4人目のプロ選手誕生となる挑戦でした。
一回戦
1Rはお互いダメージを大きく与えるような展開はなかったものの壁に押し込まれる時間が長かったのとラウンド終盤にテイクダウンを奪われたのでやや不利か。
2Rは相手のテイクダウンをカウンターする形でトップを取りマウント→バックまで行くも落とされクローズド下。立ち上がり際にバックを狙った相手に対して下に落としてトップを取り返す。そこからは強いパウンドを何発も入れて終了。判定3-0で見事勝利。
決勝
1R、寝技の展開になる事はなく打撃戦。山崎のパンチも当たるが相手のローも走る。ほぼ互角か。
2R、パンチで相手をグラつかせる場面もあったが逆に強いフックをもらってふらついたところで組み付きに行くが倒されてバックを奪われ、そのままタイムアップとなり判定0-3で惜しくも敗れ結果は準優勝となりました。
今日でアマチュア16戦目。あと一つでプロ昇格が決まりましたがそのあと一つがなかなか手に入りません。しかし圧倒的に遠い事は全くなく、このまま努力を続けていればきっと近いうちに目標を達成できる手応えはありました。
また、メイントーナメントは準優勝者にもプロ申請の資格がありますが自信を持ってプロの舞台は送り出したいので今回は申請を見送ります。
焦らなくてもいいのでしっかり少しずつ積み上げていきましょう。コツコツやる奴が一番強いです。
わかば
MMAデビューとなる今回の試合の相手は代表の元グラップリングの先生、岩瀬茂俊さんが代表を務めるT-BLOODのヨシコさん。
1R
打撃・組ともにほぼ互角。しかしこちらも山崎と同じく壁レスでは凌ぐ展開が長かったのでやや不利か。
2R
首を抱えられてガブられてそのままギロチンへ。極まりはしなかったもののギロチンスイープされてハーフ下。そこから展開を作れずパウンドをもらってタイムアップ。判定0-3負け。
ほろ苦デビュー戦となりました。
山崎がプロ一歩手前のトップアマとするならばわかばはまだ初めて試合に出たばかりのアマチュア一年生です。課題は山積み。可能性は無限大。これからがスタートです。ようこそMMAの世界へ。本人また試合に出たいとの事なのでまた頑張りましょう。
という事で本日もお疲れ様でした。
応援に来てくれた皆様、U-NEXTで応援してくれた方々、ありがとうございました。
アマチュアMMA組の方も今後とも応援して頂ければ幸いです。
今月23日はDEEP JEWELSに細谷ちーことあきぴ
来月10日はFighting Nexusに大輝と神部篤哉が出場とプロMMAの方も試合が続きます。
引き続き応援のほどよろしくお願いします。