いつもは母に剥いてもらうか
半分に切ってスプーンでほじって
食べるかのどっちかなんだけど
今日は自分で剥きました。


何かねー…剥いてると不思議な
気持ちになったよ…


以前学校に、弁当と一緒に
グレープフルーツ持って
いったんだけど、
あ、母が剥いてくれたやつね。
んでお昼友達と食べようとしたら
皆ビックリしたんだよね。

わざわざ皮剥いてくれてるやん!!
…って。

グレープフルーツの皮
剥くのって、結構面倒じゃん??

「うちのお母さんそんなん面倒
ってしてくれへんわ~」
「ひとみのお母さん優しいな~」

皆そう言ってくれてあたし
はっとしたんだよね。

あたしとしては当たり前のこと
だったけど、母の優しさが
あったからこそあたしは何の
苦もなくグレープフルーツを
食べられるんだって。

すごく小さなことだけど
気付いたら、何か、
ちょっと目の奥が熱くなった。

グレープフルーツに限らず、
些細な母の優しさによって
あたしの毎日は支えられて
いるんだって。



今日、グレープフルーツを
剥きながら思ったこと。

それはあたしに将来子供が
できた時、グレープフルーツを
剥いてあげよう、って。


あたしの尊敬する母みたいな
母になる第一歩として。


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