ザクロちゃんのこと。
暑さ厳しい8月末
生まれたばかりと思われる三毛猫3姉妹を
保護しました。
ミケ柄模様の出方からミクロ.ザクロ.オチャと
名付けられ、ベテランミルクママたちの尽力で
仲良くすくすく成長していました。
ところが、
左のお目目の上に黒い模様のある(左黒)
ザクロちゃんが
なかなかおトイレを覚えられません
配置を変えてみたり、砂を変えたみたり、
トイレシートを敷き詰めてみたり。。
預かりママは試行錯誤
便が柔らかめだったこともあり、
何度も動物病院へ行き、便検査をしたり
複数の獣医さんにも相談しました。
でもなかなかよくなりません
こんなにかわいいけど◯んちまみれになるので、
ほぼ毎日シャンプー
そんな中、ある獣医さんに
「鎖肛(さこう)ではないか?」と言われました。
鎖肛とは、先天的な直腸や肛門の奇形で
人間だと生まれつきお尻の穴が塞がっていることが
多く、手術適応となります。
ザクロちゃん、お尻からバリウムを入れる検査を
してみると
直腸の一部がとても狭くなっていました。
腸が狭くなっている部分はあるものの
開通はしていて便は出ているので、
入院して、狭くなっている部分を広くしていく
処置を継続的にしてもらいました。
ザクロちゃんにとってはつらい治療でした
痛くて大きな鳴き声が出ることも多く、
「どうか早く良くなりますように」と、
病院スタッフの皆さんも
思ってくださっていたそうです。
でもたっぷりの愛情とミルク
で
大切に育てられたザクロちゃんは
それでも人が大好きで、
入院中もたくさん
スタッフさんに可愛がってもらいました。
ただれたお尻を舐めないように
エリザベスカラーをしていましたが
なでなでされるとすぐにゴロゴロ〜ぐるぐる〜
喉を鳴らしてスリスリしてくれます
そして、症状が安定してきた年末に退院、
預かり宅へ移動となりました。
ロイヤルカナンの「消化器サポート可溶性繊維」
というドライフードを食べていると
便が柔らかい弾力をもってまとまるので、
今のザクロちゃんには合っているようです。
ただどうしても一度に全部出しきれないため
出きらなかったぽよぽよがあちこちに
ご飯の内容や量を調整しつつ、
成長と共に
便通が落ち着いてくることを願っています
人が大好きで、お膝にも肩にも背中にも
ぴょこんと乗ってきます
ほかの猫とも仲良くできる
かわいくて性格ハナマルのザクロちゃん.
おもちゃ遊びも、
ボールもキャットタワーも大好き
たくさん遊んで、
ケージでおりこうさんもできます
病気のことをご理解いただける
赤い糸で繋がった里親さんをお待ちしています
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