多頭崩壊 その後
2023.6
飼い主の施設入所にともない、外に出された猫たちがいました。
確認できたのは10頭ほど。
ほとんどの猫たちがひどい風邪をひいており、ガリガリに痩せていました。
人馴れしていない猫も多く、それでも出されたご飯を目の前で食べるほど、お腹を空かせていました。
不妊手術はされておらず、すぐそばで子猫も見つかっており、人知れず命を落とした子がいたであろうことが、容易に想像できます。
順次保護し、不妊手術と必要な医療を受けました。
TNRをしたくても、ご飯がもらえる家はもうありません。
会で保護し、里親さんを探すことにしました。
保護する猫となるので、普段お世話になっている「どうぶつ基金」は使えません。
しかも会ではすでに多くの保護猫をかかえており、里親さんが見つかるまで猫の預かりをしてくれる「預かり」の家はもういっぱいでした。
そしてそこに、複数の猫のFIV陽性の検査結果。。
愕然としました。
FIV陽性の猫たちは、ウイルスを保有しているキャリアという状態で、病気の発症はしていません。
発症しないまま、陰性の猫と同じように長生きできる子も多くいます。
飼い主さんが少し気をつけて、小さな不調に気づき対処してくだされば、陰性の猫と同じように、生涯を共にすることができます。
しかし、里親さんが見つかりにくいという現実があります。
それでも、出会ったかけがえのない生命に向き合い、できることをするのがねこ友会の信念です。
ケージを追加購入し、一時保護施設や預かり宅にスペースを作り隔離しました。
検査で陰性だった猫たちも、潜伏期間である可能性を考慮して1頭ずつ隔離。
時間をおいて再検査をして、再度陰性が確認できてから里親さん募集となります。
そして先日、再検査の猫たちの「陰性」の結果が出ました。
隔離は解除され、手が空いたり、部屋の確保ができた預かりさんの元へ移動がはじまり、晴れて里親さん募集開始となりました。
保護当初の検査でFIV陽性の成猫は、その結果がかわることはありません。
FIV陽性の猫たちにも、必ずどこかにずっとのお家があると信じて里親さん募集をします。
どの猫たちも人馴れがすすんできています。
人が好きな、本当にかわいい子たちばかりです。
住む場所や家族を失い、お腹を空かせる辛い経験をしてきた猫たち。
この子たちの、一生を共にする家族になっていただけませんか。
大人猫は常時お見合い受付中ですので、落ち着いた猫をお探しの時は、
里親申し込みフォームよりご連絡をお願いいたします。
預かり宅にて大人猫とのお見合いの席をご用意します。
手賀沼公園内アビスタでの定期譲渡会8/6 10:00〜でお待ちしています❣️
荒天の場合は猫への影響も鑑みて中止になる場合がございます。
中止の場合はこちらのブログにてご案内致しますので
お越しいただく前にご確認いただきますようお願いいたします
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募金をPayPayからもできるようになりました。
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リストに載っていない、猫フード、シーツなどの猫用品も大歓迎です。
譲渡会に参加しない大人猫も里親を募集しています。
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