ラム君は、回復の兆しを見せていました。血液検査の数値も改善の兆しがありました。
動きも良くなってきており、獣医さんや見舞いに行ったスタッフに甘える姿も見せてくれました。
アンモニアの数値は改善しましたが、胸膜の炎症がおこり、呼吸は苦しそうなままであったといいます。食道が拡張していたために、食後に縦体勢にして、食事を戻さないように気をつけてくださっていたそうです。
一進一退と言う状況の中、ねこ友会は会員一同、心から祈っておりました。
しかし、ラム君が夜中のうちに亡くなっていたと、病院より早朝電話がありました。
正直あまりにもショックでした。
そしてラム君は、猫ハウスに戻ってきました。
花を持って、せめて別れを言おうと訪ねてきたスタッフもおりました。
翌日、スタッフたちに見守られ、ラム君は、その華奢な体も、天に昇っていきました。
寒い雨の日でした。空もラム君のために泣いてくれているようでした。
スタッフたちも涙が止まりませんでした。
辛い手術を乗り越えて、きっと回復してくれると、そして皆で大切にラム君の猫生を守っていきたいと思っていました。
あまりにも悔しい結果でした。
ラム君、もう辛くないね。痛くも苦しくもないね。お腹も空かないね。お空はたくさんの仲間たちもいるよね。今はきっと幸せに飛びまわっているかな?そう信じているよ。
皆様からたくさんのご支援を賜りました。
おかげさまで、ラム君に最後まで最善の医療を届けることができました。
心から感謝申し上げます。
皆様の思いに応えることができなくて、本当に申し訳なく思っております。
このような悲しい結果をご報告しなければならないこと、非常に残念でなりません。
それでも、これからも、ねこ友会は出会う猫たち、縁のあった猫たちには、出来る限りのことをしてその猫生をまっとうさせてあげたいと願っております。
どうぞ、これからも、ねこ友会の応援をよろしくお願いいたします。