さくらちゃんは、ねこ友会代表の家で終生飼育をしていた保護猫ちゃんでした。
2019年1月、TNR予定の猫の中で、吐いてばかりいる子がおりました。食べてもすぐに吐いてしまうため、捕獲の際にレントゲンを撮ることにしました。結果は、「巨大食道症」です。
巨大食道症とは、食道が広がり、食べ物を胃に送り込めない病気です。そのため、食べたものが胃にいかずに、吐いてしまうという症状が出ていました。
また、ウイルス検査もFIV(猫エイズ)陽性という結果。里親に出せる子でもなく、外で生きて行ける子でもありません。
食後には体を長いこと縦にして、胃まで食べたものを落とさなければならず、猫ハウスでの飼育も困難でした。
結果、ねこ友会の代表が、終生飼育することとなりました。
(甘えるさくらちゃん)
体の小さい、とても可愛いさくらちゃん。代表に懐き、代表を見ると体をコテンと倒して甘えます。
食事のたび、食べ物が胃まで落ちてゆくまで縦抱っこ。根気のいる飼育だったことでしょう。
(縦抱っこをされるさくらちゃん)
そんなさくらちゃんが、どんどん食べられなくなって行き、入院となったのです。
(点滴をするさくらちゃん)
また元気になると信じていました。しかし、さくらちゃんの容体は悪化の一途をたどり、チルチルの亡くなった翌日、空にのぼって行きました。
腎不全でした。
チルチルとの別れの悲しみの中で、たたみかけるように、さくらちゃんを失った悲しみがねこ友会をおおいました。
さくらちゃんは、代表により、火葬され、虹の向こうの住人となりました。
縁のあった子達の命は、できる限り守りたい。そう願うねこ友会には、終生飼育しなければならない病気の子達がたくさんいます。
猫ハウスもその働きからなる施設です。
中には会員自ら終生飼育しなければ、命を守れない子もおります。
里親さんにもらわれて、幸せを掴むまで見届けられる子もいれば、空にのぼってゆくのを見届けなければならないこともあります。
さくらちゃんは、3月15日。桜が咲く前に、お空にのぼってゆきました。
愛くるしい猫たちは、たくさんの幸せも与えてくれます。それだけに、別れは辛いものです。
それでも、きっといつかまた会える。そんな気がするのはなぜでしょう。
だから、きっとまた会えるよね。さくらちゃん、さようなら。ありがとう。
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皆様のご支援のおかげで、猫たちに十分な医療や栄養を与えることができていることを心から感謝しております。
これからも、ねこ友会の働きのご支援、お見守りをよろしくお願いいたします。
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