ねこ友会の発足について
千葉県内において、年間597頭(平成30年度)の猫が殺処分されており、我孫子市内の猫も多数含まれていると思われます。
猫は1年に何度も妊娠し、1回に4~6匹出産します。
野良猫を放置しておけば無制限に増えていき、糞害や騒音等、深刻な問題になっている地域が我孫子市内にも多く存在し、多くの相談を受けています。
飼い主のいない地域猫(野良猫)を捕獲し、不妊去勢手術を行った後に元の場所に放す活動をおこなうことによって、平均寿命5~6年と言われる野良猫の一代限りの命を全うさせるとともに、これ以上増えないようにすることで殺処分ゼロとなることを、ねこ友会は目指しています。
また、野良猫が減ることによって騒音や糞害が少なくなり、猫が嫌いな人にとっても適した生活環境となる為、人と猫の共存できる環境作りができると考えています。
仔猫については一時保護し、譲渡先を探してあげることも行いたいと考えています。
※「ねこ友会」は、公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加している「千葉県我孫子市」と協動してTNRを行っています。どうぶつ基金が発行する「さくらねこTNR無料チケット」によって行った不妊手術費用については、全額どうぶつ基金が負担します。
現在の悩み
どこの団体でも同様の悩みを抱えていると思いますが、ねこ友会では人員不足により、全ての仔猫を保護できていないのが現状です。
上記ボランティア不足の他、保護している猫たちの治療費やご飯代等の資金不足も課題となっております。