はじめての「帝王」
高校入学までは、JAZZは大人の音楽だという先入観がありました。
実際、テレビに出てくるJAZZといえば原信夫、世良譲、渡辺貞夫、阿川泰子、アンリ菅野といった苦みばしっているか、妙にニヤニヤしているか、妙な色気を振りまく大人たちばかり。
世良譲が実にイヤラシイ表情を浮かべつつ伊東ゆかりの後ろ姿を眺めながらバックをつけるという妙な固定イメージがあったのです。
当時は生粋のHR少年でしたから、そうした妙に大人ぶってお洒落な音楽に対して若さゆえの嫌悪感を抱いていました。
ところがある日、高校の同級生の家に遊びに行った時から私の価値観は180度変わることになります。
「JAZZでも聴いてみる?」とおもむろに出されたのは、帝王ことMiles Davisの「Black Beauty」。1970年、フィルモアでのライブ盤です。
スピーカーから飛び出てきたのは、帝王の慟哭の叫びです。しかも、エフェクターによって極端に歪みワウワウまでかかっています。えっ!ワウワウってトランペットでも使うわけ!?
バックを務めるリズム隊もドシャドシャと派手に暴れまくっています。
ある意味、ロックよりもロックらしい自由性と暴力性。
何なんだ!これは!と驚いてしまったのが運の尽き。病膏盲に入る…そんなうなされた状態がいまをもって続いているのです。
ジミヘンやThe Whoなどが出演した「ワイト島」ライブ映像です。若きキース・ジャレットとチック・コリアの姿を見ることができます。
Legendary performance at the Isle of Wight Festival, 1970.
Miles Davis (trumpet), Gary Bartz (sax), Chick Corea (piano), Keith Jarrett (organ), Dave Holland (bass),
Jack DeJohnette (drums), Airto Moreira (percussion)
Black Beauty/Miles Davis

¥1,612
Amazon.co.jp
実際、テレビに出てくるJAZZといえば原信夫、世良譲、渡辺貞夫、阿川泰子、アンリ菅野といった苦みばしっているか、妙にニヤニヤしているか、妙な色気を振りまく大人たちばかり。
世良譲が実にイヤラシイ表情を浮かべつつ伊東ゆかりの後ろ姿を眺めながらバックをつけるという妙な固定イメージがあったのです。
当時は生粋のHR少年でしたから、そうした妙に大人ぶってお洒落な音楽に対して若さゆえの嫌悪感を抱いていました。
ところがある日、高校の同級生の家に遊びに行った時から私の価値観は180度変わることになります。
「JAZZでも聴いてみる?」とおもむろに出されたのは、帝王ことMiles Davisの「Black Beauty」。1970年、フィルモアでのライブ盤です。
スピーカーから飛び出てきたのは、帝王の慟哭の叫びです。しかも、エフェクターによって極端に歪みワウワウまでかかっています。えっ!ワウワウってトランペットでも使うわけ!?
バックを務めるリズム隊もドシャドシャと派手に暴れまくっています。
ある意味、ロックよりもロックらしい自由性と暴力性。
何なんだ!これは!と驚いてしまったのが運の尽き。病膏盲に入る…そんなうなされた状態がいまをもって続いているのです。
ジミヘンやThe Whoなどが出演した「ワイト島」ライブ映像です。若きキース・ジャレットとチック・コリアの姿を見ることができます。
Legendary performance at the Isle of Wight Festival, 1970.
Miles Davis (trumpet), Gary Bartz (sax), Chick Corea (piano), Keith Jarrett (organ), Dave Holland (bass),
Jack DeJohnette (drums), Airto Moreira (percussion)
Black Beauty/Miles Davis

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